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目次
漢方の歴史
歴史のひとこま
漢方は非科学的?
漢方は古典が大切
漢方の必要性
漢方薬の剤型
漢方薬の品質
生薬の品質
漢方薬の効き方
効き目の不思議
漢方薬の副作用
漢方とのつき合い方
漢方はゆっくり効く?
漢方薬の飲み方
漢方を試してみたい病気
漢方薬の効き方の実際
漢方專門薬局の実際
漢方とのつきあい方
 現在、町の中には“漢方”の看板が多く、“漢方薬”の消費も盛んです。漢方薬を上手に利用するために
 ところが、上手に“漢方薬”を利用できていないケースもあるようです。
 できるだけ失敗を減らして、漢方と上手につきあっていただくために、私なりに気がついたことがいくつかあります。
 それらを、漢方読本「誤解だらけの漢方薬」の「付記 漢方薬を上手に利用するために」の項にまとめました。
 本文は少し長いので、一部を抜粋して以下に引用しました。
 これから漢方薬を飲もうと思っている人に限らず、今漢方薬を飲んでいる人、過去に漢方薬を飲んで失敗した人にも読んでいただきたいと思います。
「付記 漢方薬を上手に利用するために」より抜粋
漢方薬は、飲む人の証(しょう)に合わせて選びます。証(しょう)を把握することはたやすいことではなく、適切な漢方薬を選ぶのは専門性が高い仕事です。治りにくい病気の人は、専門家とよく相談しながら自分に合った漢方薬を探すとよいでしょう。そうすれば、比較的短期間で効果を得ることが多いものです。
漢方が適する病気のほとんどは、漢方薬だけで十分に対応できます。少数の例外を 除いて、健康食品やサプリメントなどを利用する必要はありません。あれこれたく さん飲むよりも、適切で効果的な漢方薬を選んだほうが効率がよいのです。
一つの病気や症状の改善を目的として飲む漢方薬は、ほとんどの場合一種類で十分です。ときに二種類の漢方薬が必要なことがありますが、多くの種類の漢方薬を一 度に飲むときは、よく内容を確かめましょう。
漢方の長所や効果を過大に評価してはいけません。また、薬の副作用など西洋医学 の欠点を誇張する必要もありません。それぞれの優れた面を利用しながら、欠点を 補い合うという役割分担を考えてもよいでしょう。
マスコミなどで突然話題になるような漢方薬や生薬(しょうやく)に飛びつくことは控えましょ う。中には良いものもありますが、過去の例では、一時の流行に終わるものや、あまり価値のないものがほとんどでした。専門家によく相談して吟味しましょう。
 以上のことに注意すればよいと思いますが、結局は漢方に詳しくて相性の合う専門家に相談すればよいということになるでしょう。
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