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目次
漢方の歴史
歴史のひとこま
漢方は非科学的?
漢方は古典が大切
漢方の必要性
漢方薬の剤型
漢方薬の品質
生薬の品質
漢方薬の効き方
効き目の不思議
漢方薬の副作用
漢方とのつき合い方
漢方はゆっくり効く?
漢方薬の飲み方
漢方を試してみたい病気
漢方薬の効き方の実際
漢方專門薬局の実際
慢性病は少し気長に…
漢方薬の効き方
 漢方には、病気の治療だけでなく、病気の予防や健康の維持・増進などのためにも役立つ、広い応用範囲があります。
 それぞれのケースについて、漢方薬の効果の出方を簡単に紹介してみましょう。
 なお、一人一人の状態はさまざまで、効果の出方も異なります。以下は大まかな目安と考えてください。
急性病  風邪などの身近な急性病には、速効性が期待できます。風邪のひき始めに、たった一服の葛根湯(かっこんとう)で良くなったという話は珍しくありません。
 一般的な急性病なら1~3日、急性病が少し長引いたものなら3~5日ほどで、治ることが多いものです。
慢性病  病気によりますが、2~3週間以内に効果に気づくケースがよくあります。
 ただし、効果が出るのが遅い場合、効果に気づきにくい場合、こじらせて治りにくい場合などがあるので、それぞれの状態によって、1つの薬を1~2ヶ月乃至2~3ヶ月程度は試してみるつもりでいるとよいでしょう。
 女性の月経に関する症状の場合は、遅くとも3、4回の月経の状態を観察すれば、効果のほどが分かります。効果的な漢方薬を見つけたら、必要な期間を続けて飲みましょう。
難病  いわゆる難病の中にも、漢方が効果的なものがあります。
 例えば、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎なども、漢方を試してみる価値があります。
 難病の場合、漢方薬の服用期間も長くなりがちです。まずは少し長めの観察期間をもって、効果があらわれるのを待ってみましょう。
体質改善  虚弱体質、アレルギー体質、冷え症などの体質改善にも、漢方は役に立ちます。
 持って生まれた体質に、加齢と、過ごしてきた環境の影響を受けて、長年かかって今の偏った体質が作られているのですから、その体質を改善するにも時間がかかります。
 症状が良くなっていくことを確かめながら長期的に続けましょう。
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