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関節リウマチと漢方
 関節リウマチは、関節のこわばりや痛みを生じる病気です。 最初は小さい関節の痛みからはじまり、他の関節に進みます。
 朝起きたときに関節がこわばって動かしにくくなりますが、遅くとも昼過ぎ頃には消えていきます。
 左右対称の関節が腫れて痛み、進行すると痛む関節が増えていき、関節そのものが変形して動かなくなることもあります。
 関節リウマチは、男性よりも女性に多く見られる原因不明の膠原病です。西洋医学では、痛痛い こわばるみや腫(は)れなどを抑える抗炎症剤(非ステロイド性抗炎症剤、ステロイド剤)、免疫の異常を調節あるいは抑制する抗リウマチ剤(免疫調節剤、免疫抑制剤、金製剤など)などが使われますが、治りにくい病気として知られています。 「リウマチ」という言葉は、ギリシア語で「流れる」という意味の「ロイマ(リューマ)」が語源です。
 古代ギリシャでは、頭から悪い液体が体のあちこちに流れ出ていき、筋肉や関節に痛みと炎症を引きおこすと考えていたのです。 漢方でも、湿熱が手足に流れて腫れや痛みを引きおこすと考える場合があるので、昔は東西の医学の考え方は似ていたのです。
漢方では…
 漢方ではまた、関節リウマチのような症状を「歴節風(れきせつふう)」とか「痛風」などといいます。今の西洋医学では、「痛風」は尿酸値が高くて関節の痛みが出る病気のことですが、漢方ではもっと広い範囲の症状をあらわしていました。
 なかでも最も症状のひどいものは、虎に咬れたくらいに関節が痛むということで「白虎歴節風(びゃっこれきせつふう)」とよばれます。
 長い歴史の中で漢方薬が工夫され、今でも西洋医学では治りにくい関節リウマチによく効くことが多いのです。
痛い こわばる 初期の関節リウマチや、慢性化してしまって西洋薬が効かなくなった関節リウマチなどでは、漢方だけで対応できる状態が少なくありません。
 しかし、病気の治りにくさを考えると、先ずは西洋医学に漢方を併用することからはじめるとよいでしょう。
 今まで西洋医学だけに頼って症状が改善しなかった人が漢方薬を飲んで、朝に関節がこわばる時間が少しずつ短くなっていくことで症状の改善が自覚できます。
 その後、痛みも少しずつ軽くなっていき、西洋薬の必要性がなくなっていけば大成功です。そして、漢方薬も不要になればよいのです。
関節リウマチによく使われる漢方薬
 一般的に流通している漢方薬の中から、関節リウマチに使われる機会があるものに次のようなものがあります。
 詳しいことは寿元堂薬局または、漢方の専門家によく相談してください。
かっこんとう
葛根湯
 一般的には風邪薬と思われている葛根湯ですが、初期で軽度のリウマチに使われることがあります。
けいしかじゅつぶとう
桂枝加朮附湯
 顔色が悪く、冷え症の人に向いています。麻黄(まおう)の入った薬を飲むと食欲がなくなるような人にも使いやすい薬です。
そけいかっけつとう
疎経活血湯
 体力は中くらいの人、諸関節が長年にわたって腫れているような人で、夜間に痛みが強くなる人や、お酒をよく飲む人に適することがあります。。
よくいにんとう
薏苡仁湯
 慢性化しようとしている状態または慢性になっても症状がさほど強くない関節リウマチの症状に適します。
だいぼうふうとう
大防風湯
 四物湯(しもつとう)という漢方薬をベースに作られた薬です。四物湯の持つ「血」を補う作用が、慢性の関節リウマチの人に奏功します。
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